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マンジェリコンとは

マンジェリコンとは、シソ科のハーブです。
日本へはブラジルから伝わってきました。ブラジルに渡った移民が持ち帰ってきて、
暖かい沖縄などに自生したといわれています。
原産地はインド、南アジア、アフリカ東部など諸説あります。
マンジェリコンとはブラジルの言葉でバジル(Manjericão)を意味します。しかし、バジル(Ocimum basilicum)そのものではありません。

日本では、ボルドとポルトジンユの2種類が自生しています。
昔から民間療法で使われていました。主に血糖・血圧の高めの方が、葉っぱを煎じてお茶などにして飲んでいたそうです。

2種類のうちのボルドの方は、インドではフォースコリーと呼ばれていて、アーユルヴェーダー(伝統医学)で使われているハーブです。
ダイエットサプリメントなどの原料としても使われているハーブです。

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マンジェリコンと健康について

マンジェリコンは、カリウム・マグネシウム・カルシウムなどのミネラルや食物繊維を多く含んでいます。
一般的な緑茶と比較すると約2.5倍のカリウムを含んでいます。(参照、タカスマンジェリコン茶の成分表

昔、南米では主食が肉食で野菜を摂れない地域の人々はお茶でミネラル分を補充していたそうです。マテ茶などもそうです。(参照、ミネラルと健康機能について)
また研究機関などでの実験において、糖の取り込みを阻害する作用(α‐グルコシターゼ阻害作用)や、脂肪細胞の細分化、善玉ホルモン(アディポネクチン)の分泌活性などが確認されています。
Ⅱ型糖尿病の場合、インスリンの分泌はされるのですが、生活習慣によってその伝達経路が損傷してしまっています。この善玉ホルモンはその伝達を修復するものです。
アディポネクチンとⅡ型糖尿については医学的に証明されてるものです。
マンジェリコンに関しての実験は、あくまでも細胞レベルの実験やマウスなどでのものであってヒトによるものではありません。ですので医薬品のような効果を期待するものではありません。
あくまでも食品ですので勘違いしてはいけません。


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マンジェリコンとポルトジンユについて

この2種類の植物を、マンジェリコンとポルトジンユと区別する場合があります。
マンジェリコンとは、ブラジルの言葉(ポルトガル語)のManjericão(バジル)からきています。ですので、ブラジルでマンジェリコンというと、バジル(スイートバジル)のことを指します。日本でのマンジェリコンと呼ばれている2種類の植物(ボルドとポルトジンユ)はバジルではありませんので、正確にはマンジェリコン(Manjericão)ではありません。名前と植物が一致しません。
その昔は、百科事典もネット検索もありませんでしたので、はっきりと植物名がわからなかったと思われます。ブラジルに渡った移民の方たちが、マンジェリコンと聞いて、持ち帰り広がったようです。今、振り返ると間違った名前で広がったことになります。
正式名と流通名が一致しないことは、他にもあって、例えば、魚でいうならギンダラはタラではなくてスズキの仲間ですが、タラ(ギンダラ)として流通しています。サーモンも直訳すると鮭になりますが、鱒であったりします。
日本でのマンジェリコンは正式な植物名というよりは、一般名、通称名というか、流通名というようなとらえ方がいいのかもしれません。
日本では2種類の植物がマンジェリコンといわれています。そして、どちらが本当のマンジェリコンか?など 混乱もあるようです。当初、沖縄でマンジェリコンとして食べたり飲んだりされてきたものは、葉っぱの小さい、肉厚のポルトジンユの方です。(写真参照)何故なら、その昔はブラジルへは船で1ヶ月以上かけて行き来していました。多肉質で強健、1ヶ月くらいでは枯れることはないポルトジンユの方が持ち込まれたと考えるのが自然です。そして、薬やサプリメントの無い頃に沖縄などでは民間療法として使われてきたのも、この植物です。昔、実際に食べたり飲んだりしてきた人は、この植物の方をマンジェリコンと呼ぶ場合が圧倒的に多いです。実際に効果を実感し、血糖・血圧に良いとして広がったのもこの植物でした。容易に栽培できてたので身近にあったからでしょう。
ところが近年、これは「マンジェリコンではない!ポルトジンユだ!」といわれるようになりました。名前どおりバジルではないからでしょう。
そして、もうひとつのボルドの方がマンジェリコンと呼ばれるようになってきました。しかし、これも正確にはマンジェリコンではありません。バジルでないからです。
当時ブラジルでは、バジルと同じような用途で使える植物をマンジェリコンと呼んでいました。この2つの植物は、どちらともマンジェリコンとして日本に持ち込まれたのです。ですので、こちらの植物を本物のマンジェリコンとするのも無理があります。ブラジルではボルド(boldo)と呼ばれています。ボルドは、ブラジルでは広く一般的に知られていて万能薬などといわれることもあり、インドではフォースコリーと呼ばれアーユルヴェーダー(伝統医学)で使われているハーブです。インドからブラジルに伝わったと考えられます。そして日本へ。ボルドはポルトジンユに比べて葉っぱが大きく背が高くなります。枝が折れやすいので、台風がよく来る沖縄ではあちこちに自生するには厳しかったかもしれません。背が低く台風でも折れることのない強健なポルトジンユの方が広がっていきました。
ブラジルの言葉で、ジンユというのが小さいを表す言葉で、ボルドと、ボルドの小さいものでボルドジンユとなり、ボルドジンユから言い易いように変化して、ボルジンユとかルトジンユと呼ばれるようになったと考えられます。
当時ブラジルで生活していた日系2世の方に、実際の植物を見てもらうと、どちらもマンジェリコンと呼びます。一方をマンジェリコンのボルド、もうひとつをマンジェリコンのボルドジンユ、又はboldo de chile(チリのボルド)といいます。どちらもマンジェリコンで、マンジェリコンの何とかと種類分けしています。
ところが日系3世以降の世代の人にこの2つの植物を見てもらうと、2つともマンジェリコンではないとはっきり言います。マンジェリコンはバジル(スイートバジル)のことで、2つの植物をボルドとボルドジンユ(またはチリのボルド)といいます。
マンジェリコンとボルトジンユと2種類を区別するより、ボルドとボルドジンユの対比の方が理にかなっています。2つともマンジェリコンではありませんが、日本ではマンジェリコンと呼ばれてきたのも事実です。先人たちを否定するわけにはいきません。どちらか一方を本物のマンジェリコン、もう一方を偽物と否定することもできません。
それなら、いっそのことボルドとボルドジンユにしたら良いのではないか?と思いますが、ややこしいことに、ボルドもボルドジンユも正式な植物名かというと、どうやら違いそうです。
"manjericão"(マンジェリコン) の英語の対応語は "basil"(バジル)で
ボルド(boldo)に対応する英語はビルベリー(bilberry)になります。ボルドもボルドジンユもブラジルでの通称名のようです。ボルドジンユをboldo de chili(チリのボルド)と呼ぶ方もいますので、地域によって呼び名がバラバラです。
各国で呼び名が違っていて、ボルドはインドではフォースコリーと呼ばれていて、ボルドジンユはフィリピンではclaboまたはgalaboと呼ばれているそうです。
日本での和名が設定されてないのが混乱してしまう原因かもしれません。
一般名は必ずしも生物学的な分類を反映しておらず、混沌たる有様で、混乱の原因です。
正式な植物名ではないが、日本ではボルドとボルドジンユの2種類が“マンジェリコン”と呼ばれている、程度のおおらかな解釈がいいのかもしれません。



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マンジェリコンの学名

日本での認知度がまだまだ低い植物ですので、ネット上で表記されてる学名に関してかなりあいまいで、なかなか正確な情報がなかなか得られないのが現実です。2種類の植物の、こちらが本当のマンジェリコン、あちらが本当のマンジェリコンとやってるようでは、なおさらです。
マンジェリコンについての文献や特許もありますが、マンジェリコンだけでは、どの植物についてのものなのかがはっきりしません。グーグル検索上位30位までで、この二つの植物の学名を正しく表記しているサイトがほとんど無いという植物です。(2020.4月時点)
学名が間違えられているということは、その植物の正確な情報が伝わらないということになります。間違った使い方をしてしまう可能性もあります。

まず、ボルドの方ですが、Ocimum basilicumとかOcimum gratissimum Lと表記されてることがありますが、どちらも間違いです。そもそもこの植物はocimum属ではありません。
Ocimum basilicumは、バジル(スイートバジル)のことですから、マンジェリコン(Manjericão)を言葉から辿っていくとこの学名になります。文献などにもマンジェリコン=Ocimum basilicumと表記されてる場合があります。これは言葉の上では合致していますが、実際の植物と照らし合わせると不一致になります。実際の植物はバジル(スイートバジル)ではないので、Ocimum basilicumを学名とするのは間違いになります。Ocimum属はかなり多彩な品種があり分類が非常に混乱しているのも事実です。正式学術論文になっているものでも明らかに異なる植物を別名で記載しているものが多々ありますので注意が必要です。植物専門でない場合は安易にラベルや伝聞情報を利用するので混乱を生んでしまいます。
Ocimum gratissimum Lとされてる表記されてることもありますが、これはインドバジル(バナ・トゥルシー)になりますので、これも違います。インドバジル(バナ・トゥルシー)にはインスリンの分泌を促したり、血糖値を下げたりする効果が証明された文献がありますので、これをマンジェリコンの効果としてることがありますが、残念ながら植物が違います。

では、実際の植物を遺伝子レベルで分析した結果、【学名 Plectranthus barbatus、シノニム(同義語)としてColeus forskohlii、】でほぼ間違いないという結果が出ています。(DNA解析は絶対ではなくてほぼ間違いないだろうまでになります。)これは2018頃の研究結果でして、やっとはっきりしたのはつい最近になってからです。コレウス・フォスコリーはダイエットサプリメントなどでも聞いたことのある植物です。アーユルヴェーダでは伝統的に血液浄化剤、降圧剤、利尿剤などとして使われてきました。余談ですが、Plectranthus属とColeus属の見直しなどされていて、Plectranthus属のなかからColeus属を分離独立させたらいいのでは、と検討されています。

もう一つのポルトジンユは、
学名 Plectranthus(Coleus) orantus。 同義語として Plectranthus(Coleus) comosus。
イギリスの王立Kew 植物園(Royal Botanical Garden Kew)のデータベースPlant of the World onlineによるものです。(現在はThe World Flora Onlineに移行しています。このサイトが現在、最も信頼できるサイトといわれています)
実際の植物とデータ上の写真、植物の特徴などを照らし合わせての判断になります。
Plectranthus(coleus) neochiles, plectranthus(coleus) caninus, Plectranthus(coleus)hadiensisなどなど他の学名で表記されてることもあります。
遺伝子分析ではないのではっきりしない部分もあります。Plant of the World onlineによると、同義語が10個もある植物もあります。上記のものが同義語かどうかは今後研究が進んでくるとはっきりしてくると思います。
有効成分に精油成分で数種類のテルペノイド(ジテルペン、トリテルペンなど)やオイゲノール。ジテルペンに関する文献に、抗酸化剤および抗炎症剤、抗菌剤、抗癌剤/抗腫瘍剤、脂質低下剤を介して肝保護特性を有することを示唆している。とあります。
Coleus属かplectranthus属かについては今のところどちらでもよいということになってます。plectranthus属が大きくなりすぎてしまったので、その中からColeus属を分離独立させるという学説があります。国際的に承認されてるものではありませんが有力な説で、植物の特徴からそのほうが分類がしっくりくるみたいです。国際植物学会が6年に一度開催されます。その中の命名部会で提案のあった案件について議論され決定していくというステップを踏みます。前回が2016でしたのでコロナの影響がなければ2022に開催され、議論されればどちらかに統一されてくると思います。

マンジェリコン学名
日本でマンジェリコンと呼ばれている2種類の植物のうち、
ボルドはPlectranthus(Coleus)barbatus,同義語としてColeus forskohlii。
ポルトジンユはPlectranthus(Coleus)ornatus,同義語として
Coleus(Plectranthus)comosus。属に関しては今のところは、Plectranthus属としてもColeus属としてもどちらでもよいとされています。


タカス農園のこだわり

タカス農園ではマンジェリコンの苗とお茶をつくっています。

1.苗 
寒さには弱い植物ですが、家庭園芸でも十分栽培することができます。
お茶にするのも決して難しくはありません。ブラジルや沖縄のものだけでなく、もっと多くの方に知って頂くため苗生産をしています。

2.お茶
栄養豊富な新芽を使用・・・・柔らかい穂先・新芽を収穫しています。
新芽には植物がこれから成長するための栄養が豊富に含まれています。しっかりと土つくりをした畑での通常栽培と比較しても最大で2.8倍の栄養分を含みます。あえて全草を使用せず新芽のみを使用しています。柔らかい新芽ですので乾燥すると1/20になってしまいます。また、夏場は少し遮光します。抹茶と同じで遮光することで少ない光で光合成しようと葉緑素が増え、そして養分・栄養を必死で葉っぱに集めるためです。抹茶の産地西尾市ならではの栽培ノウハウです。せっかく健康のためにマンジェリコン茶を飲むなら価格重視で品質基準を下げることをせず、高品質なマンジェリコン茶を作る努力をしています。マンジェリコン茶ならすべて同じではなく、徹底的にこだわった栽培をして、ワンランク上のマンジェリコン茶を目指しています。

低温乾燥・・・・低温乾燥することで、熱による酸化・劣化を極力防いでいます。熱に弱いため、通常の温風乾燥ですと茶色く傷んでしまいます。真緑を残すことはできませんが、低温乾燥することで極力鮮度を保つ努力をしています。高温乾燥により酸化・炭化が進みすぎてしまうと、かえって健康にいいのかどうかわからなくなってしまうかもしれないという考えのもと、低温乾燥することにしています。健康を気遣うものですので品質にこだわったマンジェリコン茶の提供に心がけています。(品質低下を防ぐためアルミ袋入り

独自で開発した酵素を使用・・・独自で開発した酵素を使用しています。もちろん化学農薬は不使用です。虫や病気予防のために使用している酵素ですが、パラスポリンというたんぱく質もあり、健康に良いとの報告もあります。

タカス農園のマンジェリコン茶は、2種類のマンジェリコンを使用しています。
成分、作用の違う2つの植物をどちらか一方に偏ることなく、お互いに補い合うという目的で一定の割合でブレンドしています。
2つとも実際に使われてきた植物ですので優劣はないと考えています。
苦さだけならボルドの方が強く、ミネラルについてはポルトジンユの方が多いといわれています。


TAKASU農場のマンジェリコン

マンジェリコン茶のつくり方

家庭園芸で育てた生葉からの場合

その1・・・摘み取った新鮮な葉っぱ数枚を水から煮出します。
沸騰して10-20分程度煎じたら出来上がり。
概ねの目安は2リットルで穂を5本程度使います。
お好みに応じた葉っぱの量で濃くしたり薄くしたりできます。茎も捨てずに使えます。せっかく新鮮な葉っぱがあるので、乾燥させずにそのまま使います。数回やってみればすぐに勝手がつかめます。


その2・・・もっと簡単に。ふた付きのティーポットや急須に新鮮な葉っぱを数枚手でちぎって熱湯を注ぎます。ふたをして数分待てば出来上がり。


その3・・・乾燥茶葉の場合。熱湯を注いで出来上がり。煮出してもOKです。
ご家庭で乾燥茶葉を作る場合、天日ではなかなか乾燥しません。レンジでチンしてから天日干しすると早く乾きます。
このやり方はどうしても茶色く変色してしまいます。100点満点の乾燥とはいきませんが、これも保存方法のひとつです。決して悪いことではありません。水分が残っているとカビる場合がありますので注意が必要です。
夏場たくさん収穫できたときには、乾燥して保存しておくことができます。乾燥させずに生葉を冷凍保存する方法もあります。

マンジェリコン茶の作り方の動画はこちら https://youtu.be/h1LwnUiZ_WM

マンジェリコン茶の飲み方

マンジェリコン茶は、にが~くて、決しておいしいお茶ではありません。でもこの苦味がお口スッキリ、さっぱりさせてくれます。

冷やしても暖かくして飲んでも、他のお茶とブレンドして飲んでも、炭酸やお酒などで割って飲んでもOKです。
濃い薄いより、水代わりお茶代わりで1日に何回も、なるべく多く飲み、身体を洗い流すイメージです。
慣れないと最初はおなかがゆるくなることがありますので少量からお試しください。

マンジェリコンにはカリウム・マグネシウムなどが多く含まれます。摂取制限のある方はお控えください。(緑茶の2.5倍のカリウムを含みます)また、マンジェリコンに限らずハーブ一般的なことですが、妊婦の方は控えた方がいいです。妊婦での人体実験データが無いからです。



ご注文前にお支払いと発送について
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